Initiatives

未来への取り組み

事例紹介

本屋は、本を売る場所だけではない。学びの場になる、文化をつなぐ、人が集まる——本屋という場所が、地域や文化とどう結びつけるかを、事例を通してお伝えします。


本屋の学校

2026年6月、コクテイル書房馬橋店にて「本屋の学校」という学習支援事業をはじめました。学校の授業内容の補助に加えて、書店という環境を活かした読書教育も行うのが「本屋の学校」の特色です。

先生を務めるのは鎌田征憲。東京大学総合文化研究科修士課程でドイツ哲学を研究するかたわら、ゴミゼロプロジェクトを通じて杉森中学校の生徒・校長とともに活動を続けてきました。また、約2年間にわたり小学生を対象とした世田谷区の児童支援事業にも携わった経験を持ちます。

勉強道具と、なんでもいいので読みたい本を持ってきてください。

生徒は各自で勉強を進め、わからない箇所がでたときに先生を呼んで解説してもらうスタイルです。授業はしません。全教科対応。集中できる勉強空間がほしい、本屋で黙々と本を読みたい、今まで読んだことのない本について知りたい——どんな目的でも歓迎します。


アイスランドと文学
— 本を愛する国のはなし —

アイスランドと文学

北大西洋にある島、アイスランドは人口およそ40万人(杉並区は60万人)ほどの小さな国ですが、そこからは世界的に評価される文学が数多く生まれてきました。中世のサガ文学から現代小説、詩、最近では映像化もされているノワール小説も人気です。ビョークに代表される、音楽やアートと交差する言葉の文化。アイスランドでは文学や本の文化が、人々の生活のすぐそばにあります。

国民の10人に1人が本を書く国で、クリスマスには「本の洪水」が起きる。

なぜアイスランドは「本の国」と呼ばれるのか、作家に国から給料が支払われる仕組み、秋になると全国民に届くカタログの正体、アイスランドノワールフェスとは何か、幸福度ランキング世界2位と読書の関係——そんなお話を、駐日アイスランド大使 フレイン・パウルソン閣下と、杉並区長 岸本聡子氏をお迎えして伺いました。